「木香厘(きこり)」は木工職人の丁寧なハンドメイドによる、木目模様が美しいコンパクトなリードディフューザー。
木の温もりを感じる優しい手触りの本体は、秋田スギと栗の木の3層構造。
木肌の色や木目の間隔など、すべて個性的な表情です。(*1)
香りは、スギ葉精油と、秋田スギの葉を浸出させた除菌エタノール(杉の雫)を配合。
季節や使う場所を選ばず、どなたにも好まれる“爽やかなスギの香り”。(*2)
日常使いだけでなく、ギフトにもオススメです。
個性的な三層構造と安全性
表面のシミのような黒い部分は、一般的に名前などはなくスギの個体差の一部です。
木材の世界では「欠点」と呼ばれるものですが、生きている天然木だからこそできてしまう模様です。
当店ではこれを悪い意味としてとらえるのではなく、自然からの愛らしいメッセージと考え、そのまま商品に採用しております。
人にホクロや皺が必ずあるように木材にも木目や節・色の違いなどがあり、それは木材のもつ個性・風合いとご理解ください。
この模様の有無や、本体の木目の色や形、節の有無などのご要望にお応えすることはできかねます。
ギフトにも使えます
そのままギフトにも使える高級感のある貼箱に入っています※1(リードスティックは別梱包)。
丈夫な箱なので再利用していただくことを願い、表面にラベルシールは貼らずフタに巻紙を巻いています。
巻紙はフタの裏でシール留めしていますが簡単に取れますので、箱は捨てずに小物入れなどにお使いください。
※1 貼箱の色やサイズは予告なく変更することがあります。
緩衝材は木材を薄く削って作った天然の木毛(もくめん)を使用しています(100%生分解性自然素材)。
材質は、松、スギ、ヒノキなどです。
貼箱を開けると、ほのかに木の香りがします。
木香厘の特徴や使い方を説明した小さなチラシを同梱しています。
本体 |
材質:秋田スギ(2層)、栗の木(1層) サイズ:約W75mm×D75mm×H85mm 表面加工:食品対応のオイルウレタン塗装 |
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フレグランス |
容量:28mL×2本 成分:秋田スギ葉除菌エタノール(杉の雫)、植物性発酵エタノール、精油(スギ等)、香料 容器:遮光ガラス |
リードスティック |
材質:ラタン(藤)×10本 サイズ:長さ約22mm、太さ約2~3mm |
箱 |
木香厘本体とフレグランス2本が貼箱に入っています。 リードスティックは別梱包となります。 |
香りが早くなくなってしまうのですが |
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28mL容器に入っている香りの消費時間は温度と湿度に大きく左右され、温かい場所や乾燥した空間では消費が早くなります。 またエアコンの風や直射日光が当たる場所でも消費が早くなってしまいます。 反対に比較的涼しいトイレや玄関では長持ちすることがあります。 香りの減り方が早いと思ったときは、木香厘を置く場所を変えてみるか、容器のフタにアルミホイールをかぶせてリードスティックを挿してみてください。 |
あまり香りが拡散しないのですが |
木香厘はエタノールの揮発力による拡散を利用したディフューザーで、優しい香りが特徴です。 そのため木香厘はデスクの上やご家庭の居間のテーブルの上など、あまり広くない空間で香りを楽しむのに適しています。 広いリビングや天井の高い部屋、木香厘にエアコンなどの空気が流れ込む場所などでは、香りの強さが不足して拡散しないと感じることが多いようです。 リードスティックをたくさん挿せば香りが広がることもありますが、そのぶん香りを消費しやすくなってしまいますので、あまりオススメできません。 木香厘の特徴に合った場所でご使用ください。 |
置く場所を決めるときの注意点は? |
香りのたちかたに意外に影響するのが、お部屋の空気の流れ。 デスクの上で実験してみました。左下の写真のように、デスクの「左側」に置くと、すぐそばにすわっていても香りが感じられませんでした。 それが右下の写真のように、デスクの「右側」に置くと、信じられないくらいの強さで香りを感じます。 ![]() ![]() ![]() ![]() 原因は、後ろの天井から流れてくるエアコンの空気の流れです。 デスクの左側に置くと後ろからやってくる空気の流れが直接当たり、木香厘の香りを向こう側に流してしまうのです。 デスクの右側に置くと空気の流れが届かないため、木香厘の周囲に香りが滞留し、しっかりと香りを感じることができます。 たったこれだけの距離でも、空気の流れ方で香りを感じられたり、まったく香りがしなかったりします。 香りが弱い、香りが感じられないというときは、特に空気の流れを考慮して木香厘を置く場所を変えてみてください。 |
リードスティックには市販のものも使えますか |
すでに様々な素材のリードスティックが販売されており、何をお使いになってもかまいません。 リードスティックは消耗品ですので、竹串でも、割りばしでも、いろいろと試してお使いください。 木香厘にはラタン(藤)のスティックが付属しますが、ラタンの特性として一度液体を吸うと、それ以上吸い上げる力は弱くなります。 ときどきラタンスティックの上下をひっくりかえしてお使いください。 |
木香厘の香りに入っているスギ精油はどこで採れたものですか |
日本各地で抽出されているスギ葉精油をベースに他の香料も加えて調合し、バランスの取れた香りに仕上げています。 |
なぜ栗の木と秋田スギの構造にしたのですか |
試作品を作る過程で、すべて秋田スギだけではデザインにメリハリがなくなってしまうことがわかったため、他の材の中から栗の木を採用いたしました。 |
本体の香りがスギの木と違うような気がしますが |
本体にはウレタン塗装を施しているため、開封直後は塗料の香りが残っていることがあります。 この香りは数日で消えますので、その後はスギの木の本来の香りにもどります。 |
自分で作った香りを使ってみたいのですが |
エタノールと精油を買えば、簡単に自分好みの香りが作れますので、ご自由にお楽しみください。 木香厘の香りの容器は捨てず、他の香りを入れる場合は中をエタノールでよく洗ってからお使いください。 |
木香厘本体の他の使い道はありますか |
木香厘本体の穴に、細いガラス容器を入れて一輪挿しにしたり、ペン立てにしたり。 店舗などではPOP立てにも使えそうです。いろいろなアイデアを活かしてお使いください。 |